MV AGUSTA ITALIA WEEK
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イタリアと言えばなに!?
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MVアグスタ社長 ジョバンニ・カスティリオーニ氏にインタビュー
イタリアといえはメンズファッション。写真の伊達男モデルのジャケパンも実に決まっていますね。え?モデルでない?アグスタの社長!?そうなんです。ファッションまるで、メンズファッションのモデルのような超イケメンこそ、MV AGUSTAの社長Giovanni Castiglioni(ジョバンニ・カスティリオーニ)氏。このルックスに卓越したハイセンス。そして、なによりバイクに対する熱い想いがあります。ジョバンニ・カスティリオーニ氏にインタビューしました。
Q. MVアグスタエンブレムについて教えてください
「MVは『メカニカ・ヴェルゲーラ』を意味します。『ヴェルゲーラ』というのは創立時の街の名前で、『アグスタ』は創立したアグスタ伯爵の名前に由来しています。
70年ぶりに私たちはロゴをリニューアルしたわけですが、非常に深い意味を持っています。完全に新しく、ロジカルなロゴなんです。これは、新しいMV AGUSTAのコーポレートアイデンティティを象徴しています(情熱・精密・巧)。
また、レッドからブラックに移行したことは、我々のライバル社とのイメージチェンジを図ったものです。イタリアにはレッドをイメージカラーにしたものが多すぎるんですよ。なんでも赤、ワインも赤ならピザも赤、パスタも赤でしょう?」
Q. MV AGUSTAのコンセプトは?
「MV AGUSTAは他のイタリアンバイクとはほとんど違います。他の競合社もいい工場を持っているし素晴らしい。だが、私たちのアテンションはスーパープロダクトを造ることにありますし、ディティールにこだわることにあるんです。
私たちから生まれるものは、日本の工場で生まれるものとも違います。日本の製品は素晴らしい。品質、信頼性、価格、テクノロジー、すべてがファンタスティックですよね。でも、何かが私たちの製品とは違うのです。たとえば…時計。ピゲの時計は時刻を正確に知らせてくれます。ただ、とても高価なのはご存知の通り。私たちの製品と同じように、ディティールにこだわり、常に進化をしつづけています。
モーターサイクルを造ることも同じことなのです。我々はただ1台のモーターサイクルをビルドしているわけではありませんが、常にエンジニアエモーションを持っていたいと考えています。私たちのプロダクトユーザーは、そのパッションを知っています。私たちのモーターサイクルは、パッションプッシャーなのです。」
Q. 日本のバイクユーザーに一言お願いします。
「私たちにとって、日本は最高のマーケットの一つです。日本のクライアントたちは、本当にベストなクライアントだと考えています。私たちのパッションはトップエンドのバイクに向けられていますが、日本のクライアントは常にスペシャルなものを好んでくれているのです。
私たちがもっともっとスペシャルなバイクを造り続けていけば、日本のマーケットもアクティブになるのは間違いありません。」
熱い情熱に裏打ちされたMVアグスタのモノづくりのごたわりが「走る宝石」MVアグスタを生み出していたのです。なんだかイタリアファッションの考え方そのものですね。イタリアファッションの最大の特徴は「職人の手仕事に支えられた高級感ある製品選び」といえます。その中でも"ジャケット"は象徴的なアイテムで、イタリアファッションにはなくてはならない存在です。なるほど「走る宝石」MVアグスタのにも通じていますね。